デザインのこと

CDと比べて「ジャケットが大きいこと」それがレコードの魅力の一つ。ロックやジャズの名盤とよばれる作品はジャケットデザインも「名作」と評価をうける事が多かったそうです。ジャケットデザインも含めると、レコードは単なる音源ではなく、一つひとつが「作品」といえるのではないでしょうか。

 

ショパンCD

 

<ノクターン>
ショパン

グラフィックデザイナーのブルーノ・ムナーリがデザインしたジャケット。

brigitte

 

<ラジオのように>
ブリジット フォンティーヌ

ドットの粗い写真を使い、写真の周りを紫で囲う事でシャンソンらしさを出している。

velvet

<Limited Edition>
ヴェルヴェット・アンダーグラウンド・アンド・ニコ

画家アンディー・ウォーホルがデザインしたジャケット。

80年代半ば、CDがレコード業界に大きなインパクトを与えはじめた頃、デザイナーやアートディレクターは、愛すべき12インチのLPから小さなCDパッケージに移行するという残酷な結果に不平を言ってやまなかったそうです。

 

レコード本体のデザインにも遊びごころが見られます。こちらはビートルズ。A面を裏返すとB面にはリンゴの断面が。こんなことができるのもレコードならではですね。